アイスランド旅行基本情報:2006年

svartifoss

以下は2006年に旅行の指針として書いたものです。2019年7月現在に当てはまらない物事は削除し、そこそこ参考になるものは残してあります。それから、これは私がまだまだ単なる一旅行者目線で書いているので、もしかしたらアイスランド在住者となった現在よりも客観性が高いかとも思います。とりあえず、適宜参考になりそうなところはぜひご参考に!

ーーーーーーー☆ーーーーーーーー

 近年アイスランドが注目されるようになり、数多くの方々がアイスランドへ足を運ぶようになったようです。なんだか、あちこちから「アイスランドへ行く!」という声が聞こえて、この夏にアイスランドへ旅立った知り合いが何人いたんだか・・・というほど、増えています。

増えたとはいえ、それでも旅に関する情報は多くはなく、服装や持ち物で迷っている人も多いようなので、ここで少しまとめてお伝えしましょう。私はアイスランド旅行の達人ではなく、単にアイスランドが大好きで何度か訪れているので、その体験踏まえてお話するに過ぎませんので、悪しからず。

<8月後半から9月いっぱいまでの服装>
首都圏の11-12月の服装を
8月の日本は「残暑厳しい折り」なので、考えにくいとは思いますが、冬服を持っていってください。例えば本日8月17日現地時間正午現在、レイキャヴィークの気温は摂氏9.2度です。気温を見てお分かりになると思いますが、これは我々が言う「夏」ではありませんね。8月半ばにしてこのような気温です。ちなみに、アイスランドの夏の平均気温は10度、冬は0度です。
今日も場所によっては15度程度ある地方や、逆に0度の地方もあります。なので、どこへ行くかにもよりますが、「肌寒い程度だろう」というのは大きな間違いです。
アイスランド国内であれば、室内はとても暖かくなっています。室内は薄着でも大丈夫。でも外に出ると寒いのでコート(ジャケット)は必要です。風が強いことがあるので、風を通さないような上着が理想的。帽子と手袋も忘れずに。フードがついていれば、帽子はなくて大丈夫ですね。
アイスランドは天気が変わりやすく、雨が降っても15-20分後には止んでいることも少なくありません。帽子があれば、少しの間それで雨をしのいだりできるので、季節を問わず必需品です。強風の場合は、傘は逆に危なくて使えないので、やはり帽子が活躍します。

<物価>
食費の予算はたっぷりと
安くありません。金利13.5%はうらやましい限りですが、インフレ指数(インフレ率)8%以上なので、今年初頭に通貨格下げがあり、交換レートが日本円に有利になったとはいえ、それはどうやらインフレ率で相殺されてしまったようです。
例えば、大ざっぱな価格をあげるとスープ一杯1000円、マクドナルドのセットが1500円、サブウェイのサンドイッチがハーフで600円等々で、安いといわれるホットドックでも400-600円です。公共バスは運賃400円。紅茶、コーヒー等は首都圏と同じと思っていれば間違いありません。一杯500円程度からになります。
事前にあまり調べず、学生がアイスランドへ行くと「機内食が旅行中で一番まともな食事だった」となり、決して笑えません。ランチでも2000円以上出さないと、しっかりとは食べられないと思って下さい。
詳細は省きますが、スーパーで買って食べてもすごく安くなるわけではないため、とにかく、予算に限りのある人は、出費(特に毎日の食費)にはくれぐれもご注意を。
レイキャヴィークは首都ですが、東京やニューヨークといった世界の大都市のように”見つければ安く食べられるんだよね”というのは、ほぼ不可能だと思って下さい(私が知らないだけなら、ぜひ教えて!!)。

<免税>
購入金額の約15%が返金
物品を購入すると約25%が税金です(注:2007年3月から物品税が引き下げられましたので、物品税は25%ではなくなっています)。店によっては、購入金額次第で免税書類を発行してくれて、空港で免税分を返却してもらえますが、税金が全額免除されるわけではなく、15%弱が返金されるのみです(注:2007年3月から物品税が値下がりした関係で、返金される税額は10%前後になったようです)。現地通貨で満額受け取ることも出来れば、手数料を支払って日本円にしてもらったり、手数料を支払えばカード経由での返金もできます。

<通貨と言語>
  ISKと英語頼み
通貨はISK(アイスランド・クローナ)現在は1 isk=1.6〜1.7円です。去年がこれが2円だったんですよぉ〜〜。
言語はアイスランド語です。デンマーク語は必須科目。国民にはアイスランドを含む3カ国語を話せるよう指導されているため、英語やフランス語、ロシア語等、マルチ・リンガルの人が大多数。観光客が行くような店で英語が話せない人物はまずいません。アイスランドはアイスランド語ですが、外国人にしてみれば、英語圏のようなものです。それもイギリス英語ではなく、テレビの影響でアメリカ英語を話す人が多い。田舎に行くとアイスランド語だけしか話せない人が多くなるようです。

<両替>
クレジットカード社会
”クレジットカードが使えない店に出くわしたら、よほど運が悪いと思いましょう”というほど、使えない店は少ないです。が、地方は使えないことも多々あるようなので、上記はレイキャヴィーク中心の事情としてください。
今年2月に両替についてを詳しくブログで書いていますが、基本的には日本で両替する必用も、経由地の空港でする必用もなく、私は何度となく現金ゼロでカードで通しています。ただし、バスに乗る時は現金のみです。回数券はカードで購入できます。

<食事>
クオリティは高い!
お値段も高い!朝食はホテルに込みになっている場合が主だと思います。ランチが2千円以上。ディナーはピンキリですが、5千円は見た方がいいでしょう。ちょっとした食事でも下手すると1万円を超えます。チップ制度はありません。
小さなカフェでも、フードのクオリティは高く、種類こそさほど多くなくても、魚料理の素材はとても新鮮です。高い、高いとばかり言って申し訳ありませんが(でも事実)、食事はメリハリをつけて、ホットドックだけで何食か済ましたら、一回くらいはふんぱつして地元の名物料理を食べてもいいのでは。個人的にお勧めは地元でロブスターと呼ばれる手長海老です。フワフワで甘くて最高!それから、なんといってもアイスランドのラム!臭みがなく、絶品です。あ〜〜食べたい!

<8-9月の屋外キャンプ>
冬場のキャンプに慣れていますか?
8-9月くらいの時期ならキャンプが出来るだろうと気楽に考えないでください。まだ比較的気候は穏やかですが(それでも暖かい昼間で10度程度ということをお忘れ無く)、その年によっては冬の訪れが早かったり、曇り空で寒い日が多かったり、また年によっては比較的温暖なこともあります。何にせよ、日本の秋よりもずっと寒いし、一番の”敵”は強風。下手をすると9月初旬で地方によっては雪がちらつくこともあるので、冬季キャンプに慣れていて、風が強くても雨が降っても大丈夫!という方以外にはお勧めしません。
宿代節約のために屋外キャンプを考えているのであれば、しっかりした冬用のテントと、マイナスの気温でも大丈夫なシェラフ持参が必須です。何を言いたいかといえば、甘く考えるな、ということ。

あの・・・こう書くと、「やっぱりアイスランドってものすごく寒いんだ」と思われるかもしれませんが、そうではありません。12-2月の冬本番の時期は、ニューヨークよりも全然暖かいです。レイキャヴィークには暖流が流れているし、北側は山があるので北風が遮られます。なので日本のように服装が春夏秋冬で激しく変化することはありません。春と冬だけのような気候です。12月末から1月にかけて行った時は、東京で着用するコートと厚手のセーターでぴったりでした。ただし(再度言いますが)手袋と帽子は絶対に忘れないこと。東京だと無しでも大丈夫でも、アイスランドでは霜焼けになるし、肌もカサカサになります。靴もブーツの方が暖か。

<空港からホテルまでの交通手段>
 フライバス(flyybus)が便利
発着便がある限りこのバスはあります。夜中過ぎていてもバスはあるので、ご安心を。ただし、荷物が出てくるところ(通関して外に出る前に)免税品店があるので、そこでゆっくりと買い物をし過ぎないこと。下手するとバスに乗り遅れます。このバスは、乗り込んだ後でクレジットカード払いが可能(注:2007年夏からこの限りではなくなりました)。現在片道1,100isk(約2200円)
バスに乗車すると、行き先のホテルやゲストハウス名を尋ねられます。ほとんどのゲストハウスやホテルまで連れて行ってくれます。行き先によってはレイキャヴィーク市内のバス・ターミナルで小さなヴァンに乗り換えがあります。
タクシーもあります。(乗ったことがないので想像ですが)空港からレイキャヴィークまで2万円くらいでしょうか。リッチな方は是非どうぞ。アイスランドのタクシーの運転手はとても親切で、ロサンゼルスやニューヨークよりも英語がよく通じます。タクシーもカード支払オッケー。

<現地での音楽CD購入>
  これがなかなかクセモノ・・・・
アイスランド国内の再大手のミュージック・ショップ・チェーンは、SKIFAN(スキファン)です。スキファンとはレコードという意味で、スキーには関係ありません。スキファンの店は大通り(街で大通りは一本!)の分かりやすい場所にあり、アイスランド現地の音楽はワン・コーナーにまとめてあります。お目当てのものがあれば、免税品店を除いては、価格的にはここが一番お値打ちの場合が多いです。特にバーゲン品はねらい目。
現地アーティストのデモ盤等、かなりコアな品揃えを望むのであれば、12TonarやSmekkleyssaへ。デモ版、レア盤は、こういった店しか置いていないので、見たら迷わず買うのがコツ。上記の店で一定金額以上の購入があれば、免税書類を発行してくれます(英語でDetax, pleaseで通じます)。

音楽CDは帰国の際に免税品店で購入することが出来ます。価格はこの免税品店がおおおかた最安値。CDやDVD等の品揃えはかなりいいのでが、リリースされたばかりのアルバムや、レア・アルバムは置いていないことが多く、市内ならどこでも見かけたのに免税品店には置いていないこともあるので、値段が少々高くても確実に抑えたいアルバムは市内で購入し、どうしても欲しいというのではないけれど、あれば買いたいという程度のアルバムは免税品店で購入しましょう。
超穴場!?旅行関係ではないので逸脱しますが、現地で買うよりも安い場合の方が多いのが、ICELANDiaのショップです。ぜひお立ち寄りください。

———–
どうでしょうか。少しは参考になりましたか?こういうことも教えてほしい、というリクエストがあれば、コメント欄からお知らせください。また、上記に関して一切の責任は負えませんので、一個人の体験からのアドバイスとしてご理解ください。明かな間違いがあればぜひご指摘ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA