フェロー諸島の旅: 海鳥の楽園ミキネス島でも音楽三昧。パフィンもヒツジもかわい〜!

フェロー諸島に滞在中です。私、ここに来る前、観光に関しては全く予習をしておらず、私をこちらへ招待してくださった方が、すごく考えて(?)連れ回してくれるので、ボーっとして付いていくのがやっと。滞在丸一週間で、アイスランドの1ヶ月間の滞在よりも濃厚な感じ。ま、初回だからというのも大きいのでしょう。
 G!フェスから帰り、首都のトーシャヴン(と聞こえるのですが、トースハヴンというのが正式な書き方だとか?)に一泊し、今度は離島へ行ってきました。それもミキネス島(Mykines=ミチネスとかミキネスの発音に聞こえる)。
 後から知ったことですが、ここは海鳥の楽園のようなところで、確かに肉眼でもたっぷりといろんな鳥を見ました。双眼鏡を持った人も多く、双眼鏡をもってくるべきだったと後悔。というか、どうやらここは世界のバードウォッチャー憧れの地だそうで、私みたいに、ノホホ〜ンと何にも知らないのが行って申し訳ない感じでした。
 で、とにかく早朝から船旅です。一時間足らずだから酔わずに済んでよかった。操縦席、かっけ〜。
 逆光で申し訳ありませんが、こんな奇岩みたいなところを幾つか抜けて(これだけで充分に絶景です)、ミキネス島をめざします。
 到着したのがこんなに可愛らしい集落。夏の間は若干人口が多いし、観光客も来るけれど、冬の人口は10-15人程度だそう。
 いやぁ、フェロー諸島の人もアイスランド人に負けず劣らずいい加減というか、なーんにも知らされず(予習をしていない私もいけないとはいえ)、ハイキングへ。早朝起きて飲んだのが紅茶一杯。あわててナッツを数個口に入れただけで、ハイキングへ出発。ひどく険しい道ではなかったとはいえ、その後4時間、よくぞ生き残った私(汗)。
 途中こんな可愛いヒツジに癒されました。それにしても、この抜群のロケーションはなんだ!
 いつも逃げられてばかりのヒツジですが、今回は割会いとシャッターチャンスがあった。この子のポートレートにしてあげたいくらいの写真。美人さんと見ました(雄かもだけど(笑))。
 そして激しくはないけど、かなりのアップダウンを経て辿り着いたのが、この素晴らしい景色のところ。ちっこくて分かりにくいけど、白いジャケット姿が私。
 もう少し先はこんな感じ。当然ですが、先端まで行きました。断崖絶壁。
 その横にあった岩の上の白い部分は、全部海鳥。ビシーっと集まってた。白い鳥さんね。で、パフィンは基本的には海の上にプカプカ浮いていた。(何万羽いるのかわからないくらい、たっくさん浮かんでました)
 パフィンの子供のエサを運んでる働き者さんは、時々陸の営巣に潜り込んでた。そしてこの写真。デジタルカメラのオートモードは素晴らしい!拡大したら、こんなにきれいに撮れてた!(あくまでも素人基準)。
こんな子も。お名前、後で現地の人に尋ねます。
 このお散歩ハイキングがとても楽しく、水も食糧も何ももってなかったし、朝ご飯もロクに食べてないのに、時間がゆるせばまだまだ居られた。もっとゆっくりパフィとか羊とか見ていたかったなぁ。で、街に戻るとスペシャルな音楽フェス。フェスと呼べるか分からないほどローファイなライブ。でも、これが結構楽しかった。アウトドアだし。
 外が寒くなってきたら教会へ移動。一組20分程度の持ち時間で、ちょうどよかった感じ。次々と5組ほど出てきました。ポップス、フォーク、ブルース等、ジャンルもまちまち。
 夕食時間の間に少し村を散策してみると、ちょっとした自然の滝をせき止めた、子供の水遊び上がありました。こんな素敵な場所で水遊びできるなんて、贅沢!
 食事は18時半と言われたのに、一時間待っても食事がでてこず、待ちくたびれてミュージシャンはジャムってた。というわけで、ここもライブ音楽付き(笑)。
 そして出て来たのはこーんなすごいボリュームの夕食。そして私には本日最初で最後の食事。なので、がっつりいただきました。が、やわらかぁ〜く煮てあるこのラム、ものすごい量だったので、最後の一切れは19歳のギタリストのラグナル君に手伝ってもらった。
 彼、何でも弾くけどブルースが大好きって、ティーンにしては珍しい?この夜、文字通り午前様で朝の6時頃宿に戻ったそう。いきなり「ユーカ、車運転できる?」と尋ねられたので、どうしたのかと思ったら、ずっと飲んでたので運転するのは危ないから、港から首都までの1時間の道中、運転を代わってほしいというリクエストでした。ちなみに、フェロー諸島の飲酒は18歳からオッケーだそう。
 そして夕食後もコンサートは続きます。こんどは、どこぞの倉庫(?)の中。収容人数、最大で50名くらいの場所。文字通りの「小屋」!内部はろうそく照明で全然写真が撮れなかったので、せめてもライブ・スケジュールを。どうよこのローファイ度(笑)
 翌朝、この島での時間がいかに楽しかったかを話ながら、帰路についたのでした。船舶の中でも、ラグナル君は相変わらずギターを弾き、ブルースを歌ってた。本当に音楽好きなのね〜。なかなかかっこいいし、かわいいので、ファンになりました(またそれか(笑))。
 まだあと2週間ほどフェロー諸島には居ます。首都のリサーチやミュージシャンへのインタビューがなかなかできずに焦り気味。来週はずっと首都の予定ですが、今週末はもう一か所離島へ行き、聞くところによれば、帰路はヘリコプターだそう(天候によるとはいえ)。楽しみ!!(小倉悠加/ Yuka Ogura)