アイスランド・エアウエイブス2016(7)最終日はかつてのゆるゆるローカル色も体験。トリはPJハーヴィー

 アイスランド・エアウエイブス2016の5日目であり最終日の日曜日は、前日のビョークのスペシャルな公演もあり、また、シンドリやミカエルが迎えてくれてのヨンシー&アレックスのスタジオ見学もあり、本当に盛りだくさん。そんなこんなは前回のこの記事でお読みください。

 全日が長丁場で内容が濃すぎたので、日曜のこの日はゆるゆるで私はスタート。というか、洗濯物が溜まっていて今日洗濯しないとヤバイ!という状態だったため、友人に頼み込んで洗濯機を使わせてもらうのが一番の仕事になっていた感じ。
 それでももちろんアイスランド・エアウエイブスは華やかに最終日を迎えます。レイキャビクのダウンタウンでのオフ会場ライブ数はこの日ガクっと減り、メインも4会場のみと控えめ。そのうち2会場が街外れ。それでも、PJハーヴィーという大物が控えているので、やっぱりこのフェスは侮れない。

 私は最初から街外れの会場へ行ったため、街中のライブの様子は写真家のシバノさんに撮って頂きました。まずはAvÓkA。2013年の若手バンド・コンテストで登場したところを私も見ていた若いバンド。フロントを務める女性のヴォーカルがちょっぴり個性的。清々しい感じのインディー・ポップ・バンド。
 こちらはKaró。シンガー・ソングライターのKarólína Jóhannsdóttirをフィーチュアした存在です。グループと書いていないのは、カロが彼女のソロ・プロジェクト名なのか、グループ名なのかよくわからないので。2015年「Go Slow」という今日で芸術学校のソングコンテストで優勝。それをきっかけに音楽シーンに台頭してきた人です。

 そして街中のライブのトリはお馴染みのAgent Fresco。ヴォーカルのアルノルはHugarやOlafur Arnaldsなど、ロックではないジャンルでも活躍中で、バンドも安定した人気。そういえば、彼らはまもなく結成10年になるのでは?

 街中も最後まで賑わっていたのですね。
 なかなかローカル色も出ていて、いい感じ。日曜の夜の最終日。クラブ周辺のゆるゆるな雰囲気を見ると、かつての、まだまだローカル色が強かった頃のアイスランド・エアウエイブスを思い起こさせて、私には懐かしい思いが蘇ってきます。

 そして私自身はPJハーヴィーを鑑賞しに郊外の会場へ。雨と雪交じりの天候で、お天気を見ながら降ってない時に会場へ。この会場がもうパツパツな感じで人が入っていて、暑いわ暑いわ。Tシャツになりたいほどの熱気。

 PJハーヴィーはさすが手慣れたもの。自分の歌をしっかりがっつり確実に聞かせてグイグイ観客を引っ張って行く系のライブでした。ただ、私自身の音楽的趣味とはちょっと違っていて、個人的にはそれほど感動した感が薄かったのは、たぶん環境が暑すぎて死にそうだったこともあったのかも。私のスナップしかないので、行きましたという証拠写真でしかなくて失礼。

 この日の夜、ほとんどオールナイトでアイスランド最後の夜を楽しみ、私のアイスランド・エアウエイブスツアーのお客様は翌朝早朝、日本への帰路へ。みなさん、本当にお疲れ様でした。今年もすごく濃厚だったぁという声を沢山いただき、よかったぁ。
 リピーター率が結構高いツアーなので、毎年必ず目新しい企画をやるので、その手配が一苦労。でも苦労の甲斐あり、楽しんでいただけてよかった!私も楽しませて貰いました。アイスランド・エアウエイブス、2003年からず〜〜っと参加し続け、見守り続け、そして私も見守ってもらってきました。2017年もまた楽しいツアーにして、思い切りアイスランド音楽を実体験し続けたいと思っています。(小倉悠加/ Yuka Ogura)