アイスランド期待のVOK、新譜記念ライブに潜入。サイン入りはmore recordsで!

 あれは2013年のアイスランド・エアウエイブス&オーロラ・ツアーの際、レイキャビクの名門ミュージック・ショップでツアー参加者のために何かライブをという時、思いついたのがデビューしたてのVOKでした。

 音楽アーティストをめざす若者の登竜門であるMusiktilraunirというバンド・コンテストでの優勝を経て、何となく私の耳にも届き、そのサウンドが結構好きだったという個人的な理由で・・・というより、個人的に好きにならなければご紹介する気にもならないので、私の場合はご紹介するものは全部が全部個人的に好きな音楽ばかりです。

 私が目を付けただけあり(?)その時の演奏は本当に力の入った素晴らしいもので、ヴォーカリストのマルグレットの歌唱力や表現力はまだまだ幼いものの、絶対にやっていける実力者のみが持つ何かがあり、バックを支えるオーラヴル、アンドリの2名も、あれこれと楽器を持ち替えてかなり器用。演奏を聞きながら長続きすることを願ったもので、5年近く経った今、あちこちをツアーしてまわり、しっかりと実力を育んでいる姿が本当にうれしい。

 そしてEP『Tension』『Circles』の二枚を経て、遂にフル・アルバム『Figure』を発表。そのリリース・ライブへ足を運びました。数年前からメンバーが4名になり、ドラムスが入って更にパワフルに。その新譜『Figure』はメンバー全員からサインをもらい、大宮のmore recrodsに預けてあります。通販もしてくれるので、ぜひご利用くださいね。こちらです。
 以下、リリース記念ライブはiPadの写真なのであまりきれいでなくて申し訳ないけれど、雰囲気は分かってもらえるかな。ガムラ・ビオという古い劇場での演奏。VOKを心から支える友人や関係者、そしてファンが押し掛けて、すごく雰囲気のいいライブでした。子供達も見ていたし。

 マルグレットの歌唱は益々愁いを帯びて、情感豊かで素敵だった。重く暗い感じのエレクトロビートに、生ドラムスの力強い響きが心地いい。全力投球のマルグレットの魅力がライブではひとしおで、デビューしたてのあの情熱を持ち続けていることもよくわかった。

 ガムラビオでの演奏は、彼らの存在を知らしめたヒット曲も演奏してくれて、かつての雰囲気も味わえてたのしかった。
 公演後の会場の外。みんな満足そうでした。きっとこの後、お友達といっしょにあちこちに飲みに行った人が多かったんじゃないかな。このイベント、実は私がアイスランドに来て間も無い頃で、私はササっと帰宅したけど。

 そうそう、まだ白夜が始まったばかりの時期でしたが、これが夜11時だったか12時のアイスランド。夜中だけど明るい。白夜って本当に夜が白いのです。


 で、ちなみにVOKはヴゥクのような発音が正しく、本来はOの上にチョンチョンがついた「Vök」と書きます。最後に彼らの最新アルバムからの曲をどうぞ。

 (小倉悠加/ Yuka Ogura)