前回に引き続き、レイキャヴィク郊外のカフェのご紹介。牧場付きのSolvangurはレイキャヴィク市内から車で1時間近く走ります。
ここは本物の牧場カフェ。カフェのガラス越しに馬小屋が見えます。ただし、光線の具合では見えにくいことも。
以前から乗馬を提供していて、近年になり近所にバードウォッチングの名所があることに気づき、去年の夏、思い立って馬小屋にカフェを併設(どうやらこういう形式のカフェが流行ってるみたい)。今年の夏には宿泊施設を数棟設置。あくまでも牧場を経営しているファミリーで出来る範囲でやっているとのこと。
夏の間はほぼ毎日営業。その他の季節は連絡を入れれば開けてもらえる。私たちが行ったのは9月半ばで、連絡を入れていなかったため、最初に見た時は「Closed」のサイン。あっちゃ〜と思いながらも、そーだよなー、もう夏じゃないよねぇと諦めて他に行く場所を探していると、馬に乗った女性が現れ、「よろしければカフェを開けますよ」と。
ということで無事カフェを開けていただき、コーヒーとケーキにありついた。頼めばワッフルも焼いてくれる。コーヒーはレイキャヴィクの街中と同じ価格。ケーキは若干安い。ランチは事前に頼めば用意してくれるそう。
店内は馬をテーマに統一。当然といえば当然とはいえ、200年前にオランダから輸入されたという木彫りの象や、かわいいユニコーンの鉛筆まで、置いてあるものもピンキリ。驚いたのはトイレの中で、洗面台の蛇口が一角獣!トイレットペーパーをしっかりと押さえてくれているのもお馬さん。
ケーキのサイズは大きく、二人で分けてちょうどよかった。味はかなり甘め。自分のところで焼いているそうだし、ニワトリを飼っているので(そこらへんを歩いてたから完全に地鶏!)、自家製の卵も使用。スプーンも馬の頭じゃん!
カプチーノを頼んだけれど、出て来たのは普通のコーヒーの、それも大きめのカップ。本格派のコーヒーとまでいかないけれど、充分においしくいただきました。時々犬が店内に入ろうとしてきて、「外にいなさい!」と入り口で怒られたり。
営業時間がちょっとゆるいので(特に夏以外)、必ず事前に連絡を入れてから行くことをお勧めします。行けばきっと楽しめる! (小倉悠加/ Yuka Ogura)
[box class=”pink_box” title=”Solvangur (Icelandic Horse Center)”]
Facebook: https://www.facebook.com/icelandichorsecenter/
Website: http://www.hesturinn.is/ [/box]