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2018アイスランド・エアウエイブス1日目パンクにラップ、トレンドどころが勢揃い

 (前の記事)スペシャル・スタジオ・ツアーを終え、各自夕食を済ませてメイン会場へ・・・と思いきや、Groaのオフ会場演奏に間に合いそうなので、12Tonarへ。昼間一度訪れているので、初めてレイキャビクに来た人も分かりやすいのが私のツアーのいいところ(自画自賛だけど本当のこと)。

 GRÓA(グロゥア)は現在もっとも顕著な活躍を続ける若いアーティストを抱えるPost-dreifing(ポスト・ドレイフィング)の中核メンバー。数年前にティーン・バンドとしてデビューし、Smekkleysaの新店舗オープン・イベントでは、ビョークのDJの後に生演奏を聞かせ、お姉様も踊りまくったという元気一杯のパンク・バンド。ポップでパンキッシュで弾けたノリが癖になる。オーディエンスの掴み方もとても上手。 

 いくつかあるメイン会場の中で、毎晩ひときわ盛り上がるのが港に面した美術館のHafnarfus。そこに登場したのはAuður(オイヅル)。ポップ・アイドルでもある若きシンガー・ソングライター。会場のオーディエンスの女性率がどうしても高くなる。

 続くはラップの中でも人気が高く定評のあるÚlfur Úlfur (ウルヴル・ウルヴル)。パンチの効いたビートで観客を煽っていく。職人的なラップ・グループ。

 続くは女性ラップ・グループの有機体、Reykjavíkurdætur(レイキャビクルダエトゥル)。正式には何名のグループなのか分からない。とにかく大量であり、次々と女性が入れ替わり立ち替わり何事かを主張する。以前、テレビ出演をした際に、色々と物議をかもす場面も。とりあえずは(いい意味で)圧力団体としても機能しているようで、女性がなかなか口にできないこともしれっとさらっといえてしまうのが彼女たちの存在のように(私は勝手に)思っている。

 以下は私が撮影したもの。Special-Kはかわいいポップスで、バックにはソーレイが控えていた。見た目も音楽も可愛らしいけれど、実は前述のReykjavíkurdæturの創立メンバーであり、時間が許す限りライブも参加しているという。それにしてもあまりにも衣装が可愛かった。

 この後で私は念願だったGlerAkurも見てるけど、あまりにも暗くて写真が撮れず。ヒゲモジャの男性グループが、ひたすらギターを弾いて盛り上げるという、文字に起こすとどうしようもなくつまんなく響くかもしれないが、これがどっこい超玄人受け。見た目も音楽も暗めではあるけれど、音響も盛り上がりも尋常ではなく、私も最後はウォ〜と叫んでいた。(続く

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