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夏だけ通れるKaldidalurの氷河川Geitáの滝

 前回に続き、こちらも夏だけの期間限定内陸道Kaldidalur沿いの滝。こんな感じの未舗装道で、ワイルド感たっぷり。川はないので、天気がよく、運転に注意さえすれば普通乗用車でも通れる。

 さて、私たちはこの場所に滝があるとは知らなかったものの、地形的に何やらありそうだということで、感で探し当てた滝。後日アイスランドの詳細地図を見れば、Geitarfossと明記してある。
 
 前回ご紹介したLambáfossとは道を隔てての反対側に当たる。もちろん反対の場所すぐにある訳ではなく、若干歩くことは必要ではあるけれど、同じ場所に駐車し、どちらへも歩いて行ける距離なので、時間に余裕がある場合はお勧めの滝スポット。

 そしてLambáfossの周囲は植物も多く、繊細な季節感がある一方、こちらのGeitárfossはそのような装飾が一切なく、ゴツゴツとした岩と水だけの世界だ。また、Lambáfossの水は透明であるけれど、Geitárfossは氷河からの水なので、火山灰まじりで黒っぽいような白濁した色をしている。どちらもそれぞれに趣がある。

 Geitarfossを発見したのは8月末にKalfidalurを通った時のこと。いい感じの滝ではあるけれど、滝の片側しか日照がなかったので、次回また見にこようということに。これが8月末の写真。

 こちらは記念ショット。

 そして9月10日過ぎ、近所まで来たので、あの滝を見に行ってみようということで再訪問。水量の差か、中洲があるかないかも大きな違い。滝に限らず自然はいつ訪れても違う顔を見せてくれるので楽しい。

 川が流れていく先はこんな感じで、ゴツゴツと不毛の、どこまでも荒涼とした雰囲気。

 そこから数分ほど北へ(レイクホルト方面)へ進むと、右側にこんな光景が見えてくる。駐車できる場所は簡単に見つかるので、時間があればサクっと記念撮影だけでもする価値ありの場所。滝は見つけにくいけれど、ここは見つかる。逆に言えば、先客が駐車できる場所を占拠している可能性がある。ここは柱状節理の形もよく見えて、水の流れもダイナミック。アイスランドの自然の、また違った一面を見出せてくれる。

地図はアバウトなので、目安にどうぞ。

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