会員制、倶楽部ICELANDiaは2024年春に始動!

夏限定の山道KaldidalurはLambáで見つけた滝

 ブログに書くのが追いつかない滝シリーズ。有名どころはアイスランド観光をした方に任せることにして、私はひたすらこんな滝をこんな意外な場所で見つけた!という話を書いた方がいいのかと思うようになってる。

 今回ご紹介するのは名無しの滝。名前がついていたならLambafossかと思う。けれど、少なくとも同じ川に3箇所の滝があるので、一つ一つ区別することはできない。

 ここは夏しか通れないKaldidalu(カルディダルル)という山道(未舗装道)の近くで、Lambá(ランバアゥ)がGeitá(ゲイタアゥ)に流れ込むところの近く。というか、道路の近くだったので滝があることに気づいた。「á」アゥというのは「川」という意味。滝は「foss」フォスなので、その川にある滝はほとんどの場合「〜川滝 = 〜áfoss」という名前が多い。全く芸がないけれど、滝の数が多すぎるので、近所の住人が何かの関係で滝にあだ名をつけて、それが一般化しない限り、それ以外の滝名はあまり望めないのがアイスランドの現実。

 春夏秋冬が日本ほど顕著ではないにしろ、アイスランドにも短い秋は訪れる。今年はベリーの当たり年だったようで、この地でもブルーベリーがまだ実っていた。なので、完熟しすぎたベリーを手に取っては食べながら進んだ。

 秋の色ではあるけれど、まだまだ緑も残り、見た目もカラフル。そして、穂先が軽い植物が風にしゃらしゃらと揺れるので、これまた大変に美しく、うっとり。

 これが第一段目の滝。流れ落ちるところに石がいくつかあるので、それが水の流れを邪魔して、レースのように水が落ちている感じ。

 滝のすぐ横から撮った写真。これで見ると水の流れの間にある石に登れるような気がするけれど、実際は水苔が繁茂し、ツルツルと滑るので登ることはできない。

 滝の石に登ることはできないけれど、右手に見える陸地の部分から上に行くことができる。そこを登ってみると・・・。あらま、奥の方にもう一つ滝が!

 さほどの危険はないとはいえ、川に落ちると靴が濡れるので、川岸の狭い部分を歩く時は要注意。大きくてがっしりしてそうに見える石でも、実際に体重をかけるとグラグラすることも多いので、川の中の石を辿って歩く時は注意が必要。

 そして二番目の滝に近ずくにつれ、三番目の滝まで!これが実はアイスランドの滝ハントあるある。

  三番目の滝は更に渓谷の奥にあるため、二番目の滝に近づくと見えにくくなる。

 これ以上は絶壁を登ることになるので、足場がない。夕方に行ったこともあり、日照時間にも限りがある。来年の夏、川沿いではなく上の絶壁沿いかどこかに道を見つけて三段目の滝を見に行こうということにした。 

 三段目の滝に近づくと、もしや四番目の滝もあるかも!?

 Lambáでの滝は少なくとも三箇所あり、道路からは最初の滝しか見えない。 最初の滝に近づいても見えるのはそれだけ。山沿いの川には滝がいくつもあることが普通なので、滝を見たら少し川沿いを歩くと、無名でも素敵な滝が見つかること間違いなし!次回も今回と同じKaldidalurの道沿いでご紹介。アイスランドの無名の滝ハントは続く!

 航空写真のある地図にピンを打てないため、以下の地図はアバウトです。なので実際に行く時は航空写真付きの地図と照らし合わせ、場所の位置を確かめた方が無難。とはいえ、走っていれば道路から一番最初の滝は見えるので、それを見逃さないようにすれば大丈夫。駐車はくれぐれも安全な場所を選ぶこと。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次