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歌姫ビョーク、地元レイキャヴィクで『Utopia』ツアー、ドレス・リハーサルを公開。普通に素敵なライブだった!

ビョーク、2018年4月9日にレイキャヴィクで『Utopia』ツアーを開始!

行ってきました。突然アナウンスされたビョークのライブ。それも会場は地元アイスランドはレイキャヴィクの、ビョークの自宅から徒歩10分のハスコラビオ。収容人数約千人の(ビョークにしては)ごく小さな場所。

チケットはもちろん即時ソールド・アウト。幸運にも海外から飛んでこられた人は海外から、でもほとんどは地元民。それもたぶん、かなり多くがビョークの知り合い、友人で招待だったのではと思われます。というのも、チケット販売時にはアナウンスされていない「取り置きチケットのピックアップ」に長蛇の列。私は真面目に買いました。なのですごーくいい席でした。

写真撮影は禁止だったので、この写真は禁止がアナウンスされる前に撮ったものです。真ん中のフェザーに囲まれた部分がくるりと回り、フルート奏者が出てきます(おっと、ネタバレはこれだけにしますね)。
当たり前ですがライブはビョークの最新アルバム『Utopia』の世界を体現したもので、ライブも含めて考えてアルバムを作っているのかどうか分かりませんが、非常によくできた内容でした。演奏アレンジや曲の間のつなぎ、曲順等、正直まだ荒削りなところはありましたが、これがツアーの初ライブ。そして公開ドレス・リハーサルということでのライブだったので、そういう荒削りのステージを見られるのも、ある意味ラッキーなのかも。

ネタバレはつまらないので多くは書きませんが、ビョークの歌声に関しては全く問題なく、バリバリ叫んでいた若い頃の声量と高音の伸びが素晴らしく、サウンドクリエイターとして、総合芸術家としての彼女が最も注目されるとはいえ、ヴォーカリストとして比類ない表現力が、私には一番の見どころ聴きどころでした。当たり前のことだけど、度肝を抜かれるビジュアルにばかり注目が行ってしまいがちなので。

セットリストはゲットした人から写真を撮らせてもらいました。実際はここに2-3曲プラスされて演奏していました。
4月12日にもう一度ライブがあります。どちらもチケットを入手しておいたので、次回どう変わるのか、変わらないのか、どちらにしてもすごく楽しみ。こういう時、あぁレイキャヴィクに移っておいてよかったとしみじみ感じます。(小倉悠加/ Yuka Ogura)

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