日常を取り戻し始めたアイスランド。規制緩和

 2020年5月4日月曜日。コロナ・ウィルス感染関連での規制が緩和された。それも朝を待たずに夜中ゼロ時から有効となるため、その時間を待ち、夜中12時から日焼けサロンを開けたところ、朝4時までに100名も客が集まったという嘘のような本当の逸話を生み出した。

5月4日から緩和された主な事項:
*幼稚園、初等学校(小中学校)の通学
  学校のクラスとしてのスポーツは普通通り。
*高等学校・大学の通学(ただし1クラス50名以下であること)
  スポーツは制限あり。
*歯科治療(急患のみ以前からオッケーだった)、マッサージ、理髪等、人と密接に関わる営業。
*不急の手術
*集会の人数制限を20名から50名へ

 ここで少しマスクの話を。この国でマスクをしていたのは医療関係者と強盗の類しか存在していなかった。一般人のマスク姿を見たら、たぶん人々は仰天して、下手すると通報されたかもしれない。それほどマスク姿は異様なものでしかなかった。そしてコロナ後の現在でも、アイスランドではマスク姿は奇異に映る。
 先日、よく知るティーンの男の子がマスクをして友人と共にいる姿を見かけた。後から尋ねてみると、珍しいので、ノリで着用してみた、と。どうも周囲から変な目で見られらので、すぐにやめたらしい。
 私もこの国で日常的にマスクをすることはないが、それでも、普通に風邪を引く時はあるし、咳をすることもある。そんな時は遠慮せずにマスクを使おうと思う。咳をしていれば、周囲の目にはマスクは気遣いに映ると思う(いや、そう思ってマスク着用を許して欲しいという願いか)。

 とにかく、子供たちが学校へ戻れるようになってよかった。リモート授業の方が集中できた子も居たようだが、やはりお友達に会えないのは辛い。楽しくない。日常のありふれた光景が、一番の宝物だということを、コロナは私達に教えてくれたのではないか。