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渓谷にたたずむ至福の天然温泉Canyon Bath

 火山国であることから、天然温泉の多いアイスランド。2019年11月にオープンした新たなスポットがHusafell(フサフェットル)のキャニオン・バス。Canyon Bath=渓谷温泉、文字通りの名前。もう少し工夫すれば?と思ったりですが、分かりやすくていいかとも。でも、渓谷の温泉なんてあちこちにありそう(笑)。

 その温泉へ2020年8月に探訪。コロナの影響で海外からの観光客が90%減と言われる中、地元民に向けてのホテルや観光施設の割引が相次ぎ、今年の我が家は国内旅行で大忙し。

 キャニオンバスは去年のオープン時から狙っていたものの、高くて手が出せない。今回、ホテルとセットで手ごろな価格になったので、思い切って行ってみました。手頃とはいえ、安くはないんですが・・・。

 温泉はHusafellの街からは若干距離があり、ツアーでしか入れないため、街の観光センターの前からツアー用のバスに乗車。ツアーとツアーの間が3時間なので、移動や着替えも含め、現地でちょうど2時間過ごせるようなプログラムになっているようでした。

 着替える場所はとてもきれいなログハウスで、着替えて外に出る前に、きちんとシャワーにも入れるようになっています。つまりは天然温泉ではあるけれど、プール扱いなので、アイスランドのプールにかかる衛生管理が義務付けられ、それに則り運営されているということ。もちろん男女別ですよ!

 場所は文字通り渓谷の間。山に囲まれ、ここなら風も遮られ、雨さえ降っていなければ、どのような天気でも楽しめそう。10人ほどでも入れそうな丸いポットが二つあり、渓谷に流れる川にも入れるようになっていました(でも川の水は冷たい!)

 皆さん、脂肪がよくついてるのか、川の中でも結構楽しそう。冷たくて私は瞬時に飛び出てしまった・・・。

 温泉(プール)は自然の石で作られ、ワイルド感もそこそこあり、温泉の温度も36-40度程度で、平均的にはちょうど38度あたりと言ったところ。温泉としては理想的な適温で、とても気持ちよく楽しく過ごせました。

 で、実は私たちが行った日は、ちょうどコロナ規制が少し厳しくなり、バスに定員の15名を乗せることができない。なので自家用車の人はバスについてきて欲しいということで、我々は自家用車で現地へ。バス送迎付きツアーなのに、自家用車を使わされて最初は不満だったものの、これが逆にラッキーとなり、バスの時間に合わせる必要がないため、渓谷の奥にあるという滝を見に行ったり、近くのもっと大きな滝もゆっくり見ることができました。

 こちらがキャニオンバスの渓谷の奥にある小さな滝。道はないので、川沿いを適当に歩くしかない場所です。

 こちらが温泉からは少し離れたところにある大きな滝。滝に日が当たっている時間帯だともっときれいだったことでしょう。

 可能であれば雪景色の時にも行きたいけど、何せ1万円越えの温泉。また何かのキャンペーンがある時を狙うことにします。今回はHusafellに宿泊しましたが、レイキャビクから日帰りは十分可能。温泉の予約はこちらからどうぞ。

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