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色を浴びながら走ろう。ザ・カラーラン・レイキャビク2016 楽しい音楽ライブも!

 バタバタを日本を出て、アイスランドに滞在中です。何度目のアイスランドなんだろう?

 で、先週末レイキャビクの街で楽しいイベントがありました。なのでご紹介しますね。The Color Runという催しで、かみくだいて訳せば「色付け簡易マラソン」かな?5キロの道のりの5箇所に色付けをするゲートがあり、そこを通りながら楽しく走るイベントです。走るといっても小さい子も多いので、ずっと歩いている感じでしたが。

スタートはレイキャビク市庁舎も面しているチョルトニン湖の湖畔。フィニッシュ地点でライブも予定されているため、広場になっているところでした。事前登録が必要で料金もかかります。確か大人で4-5千円だった覚えが。登録料にはThe Color RunのTシャツの金額も入ってます。
で、何をどう「色付けするの?」と思いますよね。私も実際に行くまで分かりませんでした。

 色毎にゲートがあり、たまたまここはグリーンとブルーが並んでいますが、ブルーを通ってからぐる〜っと走らされて、実際はグリーマで一キロ近くあります。驚いたのは、ベビーカーを押しながら走ってるお母さんが結構多かったこと。ファミリー・ランというより、お母さんが走りたいからベビーカーを押しちゃえ!というノリのように見えてびっくり。Color run 1
警備のおまわりさんに記念撮影ショットを頼めてしまえるほど、レイキャビクの警察はフレドリー。Color run 2
こうしてチョルトニン湖沿いを行きます。小さい子が多いので、走るというよりも歩く感じの方が多かったような。それでも、最初の方のグループは必死で走って行ったようですが。Color run 3
こちらはピンクのゲート。どこのゲートも近くに行くと粉が口や目にも入ってきて、なんだか粉の味がする。たぶん、食品添加物のような、安全なものを使用してるとは思うけど、なんだかぁ(笑)。Color run 4
黄色のゲート前。風で粉が飛び散るので、それが目に入って泣き出す子も(マジです)。そんな時はペットボトルの水で顔を洗っていたけど、目に入ると小さい子は厄介ですよね。なので分かってる親はサングラスをかけさせてました。Color run 5
どーなって色付けしているかといえば、こうして百均で売ってるような油差し(?)を使用。かなりの量をずっと蒔き続けているので、道路には粉が積もり積もってる場所もあり、人によっては粉の上に寝っ転がったりしながら色を付けていた子も。ま、面白ければいいのです!Color run 6
ゴールは一応あるけれど、特にゴールした賞品がそこで渡される訳でも無く、至って無感動に(?)フィニッシュして、私の知り合いの家族は持ってきたサンドイッチを頬張っていました。

そして広場のステージでは絶え間なく何かがアナウンスされ(アイスランド語なので分からないっす)、音楽もかかり、ステージの上では音楽にあわせてのダンサーが数名。そして少し前から盛んに「パットル・オスカル」という言葉が聞こえます。

さすがにアーティスト名は私、敏感に分かるんですよね〜。アイスランドを代表するディスコ・クイーン(キング?)で、素晴らしいシンガーのPall Oskarのステージがあるという。うわぁ、うわぁ、パットル・オスカル様大好きぃ。うれし〜〜、と思わず喜んだ私。

そして待つこと30分近く、オスカル様が出来てくれました。仮面をつけた白い衣装で、ステージの途中で色の粉を蒔いたり浴びたりしていたので、最後の方では衣装がカラフルに。Color run 7
30分と短かったけど、それは素敵なステージで、たっぷりと楽しい歌声を聞かせてもらいました。私、案外彼の曲よく知ってるなぁと感心。アイスランド国内向けの人気者だけど、私は充分に大好きです(変な表現だけど)。
そして最後にまた、色の袋がステージからバラ巻かれて、司会者の合図で、それを撒き散らすと、下の写真のようになります。粉の袋持ってる人の近くにいると、すごく色を浴びるので、私は敬遠してわ〜っと走って外に出てました。Color run 8
帰路に着く前には、こうして粉を吹き飛ばしてくれるサービス(?)が数カ所。確かにあのまま車の中に入るとシートが汚れるしね・・・。Color run 9
5キロなのでそれほど疲れないし、その後はピクニックもできるし、楽しいライブもあるし、なかなかいいファミリー・イベントで、ゆるゆるでいろいろやれるのもアイスランドらしくてとってもよかったですよ。
それに、観光客向けではないので、地元の人ばかりで、ファミリーだけの雰囲気もよかった。近年のレイキャビクでは感じにくくなった感覚でした。というか、こうして地元の人しか参加しないようなイベントに参加すれば、やっぱり雰囲気はローカルになるってことですね。数年ぶりにレイキャビクの素顔を見た気がしました。

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